シクラメンの育て方、管理方法 | 花ちゃん園芸ショップ
シクラメンを弱らせない3つのポイント
1. 置き場所はひんやり、けれど明るい場所に!
シクラメンは、暑さが苦手です。暖房の効いた暖かい部屋に置き続けると、次第に葉が黄色くなり、花も傷んできます。ひんやりした玄関や、日中は人の居ない寒い部屋に置きましょう。
また、日光が当たる窓辺が最適です。
日の当たらない場所に長く置いていると、生育が悪くなり、花姿が崩れてきます。
日の当たる適当な場所が見つからなければ、日中は外で日光に十分当て、気温が下がる3時前に室内に取り込むと良いでしょう。
2. 傷んだ花、終わった花、黄色くなった葉は、手で摘み取りましょう!
傷んだ花、咲き終わった花、黄色くなった葉は、早く摘み取りましょう。傷んだ花や葉をそのままにしておくと、そこから病気が発生しやすくなります。
また、終わった花をそのままにすると実が付き、栄養が取られ花が咲かなくなります。
花がらを摘むときは、ハサミを使わず、指でねじりながら根元から引き抜くのがポイントです。
3. 開花期間は、肥料を切らさない!
「花ごころ シクラメンの活力液」比較試験
開花期間が長期にわたるシクラメンには、追肥は不可欠。低い濃度の肥料をこまめに追肥し続けるようにしましょう。
最近は、鉢底から水を吸い上げる構造になった「底面給水鉢」が主流なので、液肥を使います。
「シクラメンの活力液」なら、月に2回程度、底の受け皿にそのまま入れるだけなので簡単です。
通常のタイプの鉢なら、「シクラメンの肥料」を。
シクラメンの新しい楽しみ方
シクラメンの楽しみ方は、鉢のまま飾っておくだけではありません。
切り花のように、いろいろアレンジしてみましょう。器やリボンで和風にも洋風にもなりますよ。
しかも、意外に花が長持ちするので、長期間楽しめます。
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4~5本の花を束ね、他の植物と合わ
せて、リボンなどで可愛くアレンジ。 -
7~8本の花を切って束ね、ガラスの容器に。涼しい場所に置いて毎日水を変えましょう。 -
束ねたシクラメンを、雰囲気のある包装紙でラッピングするれば、プレゼントにもできます。
シクラメンよくあるQ&A
- Q. よいシクラメンの見分け方は?
- A. シクラメンは、大きさの揃った葉がたくさんついているものを選びましょう。葉の数が、花の数に比例するからです。
少しでも葉の色が黄色くなっているものや、葉の茎(葉柄)が長く伸びた、だらしなく見えるものは避けます。花や葉がキュッと締まっているものが良いシクラメンです。 - Q. シクラメンにラッピングがしてあります。そのままで良いですか?
- A. ラッピングは外してください。
というのも、ラッピングは蒸れの原因になり、葉や花が傷みやすくなります。
もったいなく感じると思いますが、外して管理した方が、シクラメンは長持ちします。 - Q. シクラメンは「葉組み」をすると良いと聞いたのですが、「葉組み」って何ですか?
- A. 篝火(かがりび)のように花が立ち上がった姿は、シクラメンの大きな魅力です。
でも、新しい葉や芽が伸びるにしたがって徐々にその姿は崩れてきます。
毎日鉢を少しずつ回して、まんべんなんく光に当てるようにし、さらに、こまめに「葉組み」を行ってカタチを整えてあげましょう。
「葉組み」とは、葉を脇によせ、重ねるように組んでいくことです。
「葉組み」をすると中心部にしっかりと光が当たり、新しい花が出てきやすくなります。 - Q. シクラメンはいつまで咲くのですか?
- A. シクラメンの花の時期は、おおよそ11月~4月です。置き場所や管理によっては、夏の初めまで咲いていることもあります。
- Q. シクラメンは次の冬も咲かせられますか?
- A. 冬~春に飾ったシクラメンは、夏の管理&植え替えで、次の年も咲かせることができます。
まず、花の時期が終わったシクラメンは、夏の間水やりを控えて休眠させます。屋外の軒下などに置いておくと良いでしょう。
その後、9月中旬から10月末に「シクラメンの土」で植替えをすると、次の冬も咲いてくれます。
買った時は「底面給水鉢」でも、植え替えをする時は、普通の鉢を使いましょう。